熱海市の歯医者なら石田歯科医院

 
先月まで歯科医師会で８０２０コンクールを行っていました。

今年はコロナウイルスの影響で開催時期が大分ずれてしまったのですが

無事に終了いたしました。ご協力ありがとうございます。

熱海市歯科医師会で数年その仕事を担当させて頂いているので

年々８０２０を達成する方が増えているのを嬉しく思います。

私が歯科医師になって20年程経ちますが高齢者の方だけでなく

本当に患者さんの口腔内の状態は良くなったと実感しています。

今後も地域の皆様のお口の健康向上に貢献していきたいと思います。

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フッ化物には４つの働きがあります

１．再石灰の促進・・・脱灰されたハイドロキシアパタイトにフッ化物が作用すると
　　　　　　　　　　　再石灰化が促進されます

２．脱灰の抑制・・・酸による脱灰の際にフッ化物が低濃度で存在すると、ハイドロキシ
　　　　　　　　　　アパタイトの結晶にフッ化物が吸着して溶解しにくい構造となり
　　　　　　　　　　脱灰を抑制します。

３．結晶性の改善・・・再石灰化の際、フッ化物が溶解したハイドロキシアパタイトに
　　　　　　　　　　　吸着してカルシウムイオンを引き寄せることで、
　　　　　　　　　　　耐酸性のある結晶を作ります。

4．細菌の代謝阻害・・・フッ化物は細菌が糖を代謝して酸を作る過程で用いる酵素反応を
　　　　　　　　　　　　阻害したり、細菌が細胞内から酸を排泄する働きを阻害します

フッ化物は歯みがき粉をはじめ色々な口腔ケアの製品に使用されています
詳しい事などは診療時にスタッフにお気軽にお尋ねください。

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唾液はう蝕に対する最大の防御因子なので

唾液の減少（ドライマウス）はう蝕リスクとしては非常に重大と考えられます。

う蝕のメカニズムにおいて

唾液は摂取した糖を洗い流したり、細菌の糖代謝によって酸性に傾いたｐHを中性に

戻したり、脱灰した歯面の再石灰化を促したりと大きな役目を担っています。

ドライマウスになるとそれらの機能が低下してしまうのでう蝕になりやすく

なってしまうのです。

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9月に入って最初のころ

校医を務めさせていただいている

熱海市の小学校、中学校の歯科検診に行ってきました。

例年ですと春先に行われるのですが、新型コロナウイルスの影響でこの時期に

延期されていました。

もちろんグローブや器具の生徒ごとの交換、シールド付きマスクの使用など

感染防止に十分注意した上で行われました。

先生や生徒の方々も十分な感染対策をしており、スムーズに行われてとても感心

いたししました。

来年以降どうなるか分かりませんが感染対策に十分注意を払いたいと思います。

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良く歯みがきの回数を聞かれますが、1日2回以上は磨いて下さいとお話しています。

よく話をきくと1回しか磨いていない人も多く、1回と2回の差はむし歯のリスク

としてかなり大きいと言われています。

また細菌の塊であるバイオフィルムを取り除くことが1番大事なので、1日1回は時間を

かけて丁寧に磨いて下さいと説明しています。

磨き残しがあるとバイオフィルムを除去できず、磨いていないのと一緒なので

歯を磨く場所を順番を決めて磨くと磨き忘れを防げますとお話する事が多いです。

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